人間関係、上下関係③
怖かった先輩を思い出しながら、ブログ書いてたら新しく思い出したことがあった。
その先輩との夜勤はほんと緊張していた。私には霊感はないんだけど、たまに何かがいるような感覚や通り過ぎたような感じが夜勤中にあった。
でも、何にも見えないから怖くはなかった。
夜勤中にもう一人の看護師が休憩中の深夜帯は一人で対応しなくてはいけない。
そのおっかない先輩が休憩中。
低〜いうめき声が聞こえた。
うーー。
えっ?患者さん?
近くの病室を巡回するけど、うめいているような患者さんはいなかった。
ナースステーションに戻り、座った途端、すぐ耳元で同じようなうめき声がまた聞こえたのだ。
ぞー!っとした。
先輩に助けを求めたいくらい怖かった。
でも、先輩はもっと怖かった!
じーっとただひたすら、時が過ぎるのを待った。
もう一つ
そのおっかない先輩が、休憩中。
休憩時間の途中なのに出てきて、私に声をかけた。
ちょっと休憩室に来て欲しいという。
中学時代の呼び出しみたいなものか?
ドキドキして休憩室に入ると、
先輩がテレビを見ながら、大変なことになってる。
見てたら、怖くなったといった。
テレビには、911のアメリカ同時多発テロの様子が映っていた。
ワールドトレードセンターに2台目の飛行機がぶつかった瞬間だった。
先輩が怖いと言った。
世界で、アメリカで大変なことが起きてる。
怖かった。
怖い先輩とみた、アメリカ同時多発テロの映像は、とても怖かった。