人間関係、上下関係④
同僚の中学生になった息子が、部活の先輩にいじめられてるという。
話を聞くと、きっかけはすごくささいなことだった。
夏休み中に部活の合間に部室の掃除をするように先輩から命令?されたという。
その子が、露骨に嫌な顔をしたら先輩から、
そんな顔するならしなくていい。自分が嫌なことを他の子にやらせるのはいいんだな?
って言われたそう。
また、別日に部室の掃除をその子を残した全員で行ってくるからここでお前は待ってろと言われたらしい。
お前は、掃除が嫌みたいだからなって。それを聞いて腹が立ってその子は一人になった後、部活の途中でかえってきたとのこと。
なんか、先輩の言い分聞く限り、いじめとまでは感じなくて、すごく真っ当な事を言われている気がした。
そして、そんなに親が悩むことでもないような気もした。でも、自分の子がそんな立場になったらどうにか助けてあげたいと思うのが親なんだと思う。
その同僚は、学生時代、先輩後輩の上下関係を全く経験した事なくて新人の時もそんなことで苦労したことがないといった。
一度、働いてる時に噛み付いて来た先輩がいたから言い返してやったら噛み付いて来なくなったと。
だから、子供のことをすごく心配して仕事中電話をかけてた。
その同僚は娘からいじめられていると訴えられた時も手助け?して、相手の親とギクシャクしてる。
一通り話を聞いていて
腑に落ちなかった。
私は、多分その同僚自体の考え方に疑問を感じることが多い。
要領よく立ち回っている姿が嫌だったのもある。
腑に落ちなくて、自分の事を振り返りながらこのテーマで書いてみた。
何気ない考え方の違いとかなんだろうと思う…
育って来た環境で性格や人間関係の対処方法を学ぶのだろうけど…
うまく言えないし、正解もわからないから、私も人間関係に悩むのだけど。
いろんな体験を通して、
対人関係を、学ぶのだと思う。
私の中学時代や新人時代に苦労した経験は振り返ると楽しくない経験だけど、得られたものもあったのかもしれない。
今回振り返りながらブログを書いている時に、当時はかなり悔しかった時期なのに喉元過ぎて熱さを忘れていた。
助けを求めたり、そこから逃げるのも一つの方法だけど、耐える時間が今後の自分の武器になるのかもしれない。
私にとって、先輩とアメリカ同時多発テロや謎のうめき声が同じくらい怖かったみたいに
人からしたら大した事じゃなくても当人からはとてもしんどい事だったりする。
耐えた時間はいつか糧になると信じたい。