りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

退職しました。

今日、無事最終日を迎えました。

 

退職直前の12月はめまいがひどくてお休みをいただくこともありましたが。

そこでの一コマなんですが。終業時間の2時間前にめまいがひどくなり上司にお願いして早退させてもらったときです。

有給申請を書いている私に、上司はわたしのめまいを一言心配するような声掛けをした後、延々、自分の家族の事を話し始めました。笑顔で。

 

もう退職するので、心は穏やかにあまり怒る事もなかったですが、この出来事は私にとって

私の選択は間違っていなかったと納得させていただける出来事でした。

 

今日は

看護部のトップに挨拶に行ってきたのです。

上司が「勤務最終日なので連れてきました。」と言うと

「は?28日まで通常業務ですけど?」

と眉間に深いしわを寄せながら嫌味を言いました。

2.5日(半日は代休でした)の年休をもらうのも大変です。

この方は、私が12月で退職することにすごくご立腹され、責任感がないと罵倒された方です。

世の中には退職を支援してくれる業者が繁盛しているというニュースがありましたが、私も頼れることがあったら頼りたいと思うほどでした。

 

私は以前のブログでも記載しましたが、2年も前から不妊治療についての相談と同時に退職の意向も伝えておりました。

だから、そのような言われはすごくこちらも面白くなかったのですが、挨拶の時に

「年度の途中で退職という形となり大変申し訳ありませんでした」

と思っていないことを言いました。

すると

「本当に!!あなた、心ここにあらずで働くんじゃないわよ!!たった1日なんだからしっかり働いて!」

 

上記が今日の最後のやり取りでした。今まで看護部のトップとはほとんど直接お話ししたことはありません。

私の何をみて心ここにあらずと思ったのでしょうか?

私は自分を分析して、仕事のオンオフがあまりにも出来なかったためにこのようなことになったのではと思いましたし、不妊治療との両立ができないと判断しました。

休みの日も休めずに心がここにありすぎていた結果だと思っていたのに。

 

認定看護師として、少なからずかもしれませんが、ある程度は貢献できたのではないかと思っていました。

労ってほしいわけでも、褒めてほしいわけでもないですが。

 

あいさつの後、とりあえずトイレで悔し涙を流したあと、残りの業務を行いました。

 

今日を迎えるのが怖かったり待ち遠しかったりして過ごした1か月でした。

 

今日の日を何度もカレンダーでカウントダウンした1か月でした。

 

今まで働いていた施設での最終日を思い出す事は出来ませんでした。ですが、最終日のこのようなやり取りは私の中では一生忘れられない出来事となったと思います。

ひょっとしたら私の走馬灯の1シーンになったかもしれません。

 

嫌な思い出ばかりではなく、優しい声掛けをしてくれる人もたくさんありましたが、今日は

今日のこの悔しい思いだけブログにぶつけてみました。

 

のど元過ぎてすぐに熱さを忘れてしまう私のため、今日は書き留めておきます。

 

 

明日からの無職生活、楽しむぞ!!