りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

神道

うちの実家は仏教ではなく、神道です。

うちは、全然、宗教などに熱心ではありません。

 

どうしてうちは神道なのか。

それは、母から聞いた話なのですが、父方の祖父は私が3歳の時に亡くなりました。

祖父も次男で本家の人ではなく転勤族だったため特に地元に根付いたり、檀家さんとして大切にする感じでもなかったようです。

そこで、田舎ではお寺が遠く不便な場所に住んでいる人は神社で年忌のようなことをお願いしていたそうです。

その延長だそうです。

 

今回、久々の無職で1月4日が仕事開始ではなかったので、いつもより長く実家にいることが出来ました。

そこで、お祓いを含めた年忌のようなものをやってもらうのに神主さんをよぶぞとのこと。

 

いつも両親2人でしていたことを私達家族3人も参加しました。

全く、こういった行事ごとに参加できていなかった私。

今回、帰省中にとても貴重な経験をさせていただきました。

 

神主さんはとてもお話が好きな方でした。

若い人たちがあまりこのような仏事のようなことに参加しないからうれしいとおっしゃって下さいました。

 

仏教と神道の違いを正座している私たちにたくさんお話ししてくださいました。

仏教もいまいちわかっていない人なので奥深いんだかなんだかわかりません。

 

ただ、日本は八百万の神の国。

神社だけでなく身の回りにたくさんの神様がいると思って生活してほしいと。

そう考えて生活するかしないかは大きな差が出てくる。

神社は柏手を打ってお願いをするところではないんだそうです。

 

神主さんがいらっしゃる前、父がメモを見ながら祭壇?の準備をしていました。

 

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父に私にはこういう事は出来ないかもしれないと伝えると黙っていました。

 

できないのではなくできる範囲で把握し受け継いでいかなければいけないことなんだろうなと思いました。

 

初詣で

「2人目を!二人目を!!!!」って祈っていた私には耳が痛い話でした。