りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

バレンタイン

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

 

小学生の低学年は

異性にチョコをあげることに夢中になり

好きだという感覚で上げていたわけではありません。

 

板チョコを買ってきて、刻んで、型に流す。

 

それを立派な料理だと思っていました。

私には同じ年のいとこがいます。

そのいとこは可愛くって、頭もよく快活で

親戚の集まりでは彼女にスポットライトが集まっているように見えていました。

 

じいちゃんと、おじさんにチョコを渡しに母の実家に行ったとき。

いとこはとてもかわいくラッピングしていて、かわいいチョコでした。

一方で

私は、ラッピングするという手段をわかっていませんでした。

アルミホイルに包まれた型に流して作ったチョコレートを渡す私。

 

「げ、、、渡したくない」

そんな私の気持ちをわかっていない母が、「あんたも渡さんね」といい、しぶしぶ渡します。

「なにそれー!!」いとこのたぶんあまり何も考えず、放ったセリフが私の心に突き刺さります。

 

号泣。。。

あとから、あんたのが一番おいしいって言ってたよ。

と慰めの言葉をかけてくれていましたが、

今考えても、ただの何も手を加えていない形を変えただけのチョコレート。おいしいに決まっています。

 

私の人生はいつもこんな感じです。

 

じいちゃんは、私が、そういう引け目を感じていると分かってくれていたんだと思います。

孫の中で私が一番かわいい。と

言ってくれていました。

私の父は、船に乗っており1年に1か月ほどまとめて帰ってくる人でした。

そのため、参観日などの学校行事にできるだけ参加してくれたじいちゃん。

そうして、かわいがってくれていたじいちゃんに愛情表現がへたくそな私はいとこのように甘えることが出来ず、少し距離を置きながら過ごせていたように思います。

 

もう少し、上手に甘えられる性格だとかわいがられただろうに。

 

もう、自分が作ったお菓子を人に食べさせることは皆無です。

買ったチョコレートやお菓子がおいしいし。

 

そう思っていましたが、私は無職。

今年はつくるしかないのか。。。

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