りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

役員奮闘中③

学校の体育館にお泊まりをするという行事があった。

21時から就寝の準備を始め、22時には体育館に簡単な布団を引いて消灯した。

簡単な布団は、個人判断で。

寝袋の子が多かった。

親は、長座布団みたいなものを持ってきてる人もいれば、本当の布団を敷いている人もいた。

 

私の寝具も、固い体育館の床では薄く、痛く、こりゃ〜寝られないなと諦めた。

しかし、疲れていたのか、就寝すぐに爆睡した。

起きたのは23:30ごろだった。

 

子供たちが起きていて気は遣っているが、体育館を動き回っていたのだ。

その動き回る足音で起こされたのだった。

短時間だが、熟睡してしまった私はもう、眠れなかった。

寝ようと思っても、足音が響いて眠れないのだ。

イライラする。

もう、寝るのを諦め

暗闇の中で子供たちの様子を見ている。

注意しようかなんども悩むが、私が注意したことでの今後の子供の学校生活を考えるとブレーキを踏んでしまう。

 

アクセルを踏もうか悩みながら観察していると、動いているのはほとんど女子なのだ。

そして、男子の近くまで行き、懐中電灯などの光で起こしている。

 

何度も、小声で担任の先生が注意しているが、

湧き上がる女子の小走りは、

暗闇でみていると、ウォーキングデッドのゾンビのようだった。

 

今回の体験で、得られたことは

防災云々よりも、

子供たちは夜中に眠れないほど気分が高まっていること。

体育館では、良眠なんてとれないということ。

避難所として使用されている光景をよく見るが休養には絶対に適していないこと。

 

学校の先生は大変だということ。

先生はほとんど寝ていなかった。

 

次の日も朝早くからハイテンションの子供は5:30には覚醒しており

疲れを知らないゾンビさながらであった。

 

久しぶりにウォーキングデッドを見返そうかと思うほど、暗闇でタオルケットを被って動き回る女子に恐怖を感じた。

 

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