りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

子供のスポーツ

うちの子はサッカーを習っているが弱小チームだ。

所属チームはほんの何年か前までかなり強く、出場大会のほとんどは優勝が当たり前だった。

それの優勝旗を全て返還して周り、今はビリ争いをしている。

保管している優勝旗は一つもなくなった。

 

とっても弱いのにコーチは試合中、響き渡る怒号を飛ばしている。

いい加減気づいて欲しい。

怒号を送ったところでチームは強くはならないことを。

多分

自分の指導方法に疑問を抱いてないから気づかないだろう。

 

 

そして、近くに強豪チームがいる。

そこのコーチも試合中、かなり怒号を飛ばしている。

そのチームが勝った後、選手を集めてコーチが怒っている。

勝ったからっていい気になるなよ!

気持ちでは負けていた試合だからな!

 

勝っても怒られる。

怒号を飛ばされても勝つだけまだマシなんじゃないかと思う。

 

うちは、勝つことがほとんどない。

 

自分のチームとそのチームを見ているとホント思うのだ。

どちらも同じような否定的な怒号を飛ばしている。

 

 

子供は何が楽しくてサッカーをしているのだろう?

お前のせいで点数が入ったんだぞ!

と休憩中も怒鳴られる。

泣いている。

気分の切り替えなんて短時間で出来ず、涙を流して後半に臨む。

頑張れるのは、なんでだろう。

 

うちの子は、それでも、サッカーが好きだという。

コーチの悪口を言わない。

 

勝ちたいという。

上手くなりたいという。

 

そんな風に純粋にスポーツに向き合っている子のやる気は、いつか削がれてしまうのだろうか。

 

頑張って勝っても、

勝って当たり前と言われるチームの子。

負けたら負けたのはお前のせいだと罵られる子。

 

小さなことに喜びを見出せるようになって欲しいけど。

 

親は見守ってください!

と言われる。

しゃしゃり出るもんじゃないと思っているけど。

そういう理不尽な仕打ちを勉強しに行ってるんだと思うようにするしかないのか。

でも、ほんと切なくなる。

 

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