りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

持つべきものは友ですな

どんよりの三連休の終盤。

サッカーの練習が終わり昼ごはんを食べた。

 

どこにも遊びに行かないといい、家でゲームを始めた息子。

 

わたしと夫だけで近くに買い物に出かけようと家を出た。

うちの家の前をふらふら歩いている子を見つけた。

 

その子は、なんと、息子と去年まで一緒にサッカーをしていた、一学年上の子である。

 

何してるの?と声をかけると近くのばあちゃんちに行く途中だという。

 

息子が元気ないから、ちょっと遊んでくれないかな?

 

いつもは、そんなこと言わないのに、その子だったら!と思い、声をかけると

 

えっ?

なんで?

なんで、元気ないの?

と心配そうな顔をする。

 

みんなが卒業してから、あんまりサッカー楽しくなくなったみたい。

試合にもあんまり出れないしね。

 

というと

 

は?

なんで?

息子くん出なかったら、だれが出てんの?

新しく入ったの?

 

と矢継ぎ早に質問してくる。

去年までは一個上の学年の子たちの試合に出ていた息子。

 

こんなことになるとは、わたしも想像してなかったな。

 

 

息子が外に出てくると、

すごく心配そうに駆け寄ってくれた。

 

その様子を見て、わたしと夫は出かけた。

 

帰宅後

笑っていて元気そうに見える息子。

 

今のサッカーの状況を聞かれて、話したとのこと。

 

むかつくなー!あのコーチ!

 

と言ってくれたと。

 

そして、中学では、他の部活に入ったその子は、レギュラーで県大会に行き、めっちゃ楽しいと近況報告してくれて、息子をその部活においでよーと誘ってくれたらしい。

 

親じゃ、なかなかどうしようもないことも、ちょっと話すだけで気分転換してくれる友達がいる。

そのことに、感謝だなー。

 

f:id:isogaba:20190917130248j:image