りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

「寒い」について

日照時間の少ない地域では鬱になりやすいとのニュースを見たことがある。

なるほどと思う。

 

 

私はいわゆる南国といわれる地域で幼少期を過ごした。

 

現在、東北地方に住んでいるけど、年をとって最近、すご〜く辛いのが東北は夏が短すぎること。

冬にすぐになる。春もなかなか来ない。

5月くらいに暖かくならなすぎて毎年イライラする。

冬用の毛布が7月くらいまで必要。タオルケットで寝るのは1ヶ月くらい。

冬、山に雪が積もってるのを見ながら出勤するんだけど綺麗なんて思えない。

仕事に行く鬱々さと相まって暗ーくなる。

春先に病んでいるのを自覚する。

 

東北のお義父さんが、言っていた。

 

雪があるのとないのでは全然違う。

恨めしい。雪なんて夏になれば消えて無くなるものを冬の間はすごい苦労で除けていく。

みんないらないと思ってる。

これが、なにかの技術で雪を集めたら夏には金塊になりますよーとかダイヤ💎になりますよーだったらしっかり溜め込むのに。

 

 

すごい発想だ。黙々と何十年も雪かきしながら 黙々と考えていたのだろう。

 

雪かきのあの作業は、人を強くし、自然の猛威を身近なものにしていると思う。

あの作業を毎日している人は、根性つくと思う。

 

「寒い」ってひどい。ある意味、暴力。

 

また、嫌な冬が近づいてきてる。


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