りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

父のいない時間

父と一緒に帰った後のことが

2年経った今、あまり思い出せない。

くたくたに疲れてる。

何もできなくて、

弟に卵焼きを作ってもらいそれでご飯を食べた。

弟から、ご飯作ってもらうなんてかなり久しぶりと言うか初めて?だった。

 

息子は、金曜に大切なことがあり、

今まで頑張ってきたから参加させたい。

母や弟と相談して1日葬儀を延期して土曜日に通夜、日曜日に葬儀にできないか

確認した

それまで息子には亡くなったことを伝えるのを待ってもらった。

 

父が亡くなった次の日の自分の行動を今も後悔している。

朝、早くに目が覚めてリビングに行くと

早起きの母がもう起きていた。

11月12日

少し寒かった。

二人で床に座ってぼーっとしてた。

母は、趣味の編み物をしてたかと思う。

 

 

母に

寂しい?

って声をかけると

本当に。

と言った。

 

わたしすごく寂しい。

泣きそう

と伝えると

編み物の手を止めて

こちらをみて

おいで

と両手を広げて

抱きしめるようなジェスチャーをしてくれたのだ。

 

43のわたし。

素直に甘えられなくて

 

いいと

顔を横に振って断り

おいおい泣き出した。

母も、泣いていたと思う。

 

 

どうして私、抱きしめてもらわなかったんだろう。

今も後悔してる。

甘えてさせてくれて

慰めてくれる存在がいるのに。

なんで素直に行かなかったんだろ。

 

今考えても

後悔する。

 

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