りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

母の病気

帰省した時、

母が胃の辺りを押さえて苦痛な表情をしていた。

どうしたのか聞いたら、

 

ずっと前から時折り痛くなるのだという。

食事に関係なく

鈍痛なのだと。

癌の患者さんが訴えるような言い方をする。

なんだか、すごく嫌な感じがした。

 

 

病院行ったの?

ちょっとかなり強い言い方で母を責めた。

 

かかりつけ医に胃薬とブスコパンが出されていた。

 

 

飲んでもよくなんないの。

 

 

もう嫌だ。悪い予感しかしない。

どんどんイライラして

なんでよくなんないのに

病院行かないのよ!

 

 

だって、出されてる薬まだあるんだもん。

 

 

正月明けたらすぐに行ってよ!

胃カメラしてもらって!

 

私はすごくイライラしていて

とても嫌な言い方をした。

母は、

お父さんのことで一年大変だったのよ。

と言っていた。

ほんとにその通りだ。

コロナで面会できないのに洗濯物や父のリクエストの品を週に何度も届けに行っていた。

最近は町内を車でウロウロするのが精一杯だったのに。

30分以上はかかる市内まで車で往復。

すごく疲れると話していた。

 

私はその経緯を心配しながらも遠く離れているので、何一つ手伝いもできず電話で聞いているだけだった。

近くに住んでいたら手伝えるのに。

そう思いながら。

 

年明けて、

胃カメラをしたら特に問題はなかったが

腫瘍マーカーがかなり振り切って三桁であった。

現在、CT結果待ちである。

 

父と母は、二人暮らしで

弟は頼りにならない。

 

父は脳梗塞したばかり。

 

離れた娘は気を揉んでいるが

今何もできない。

 

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飛んで行きたい。