小学校最後の運動会②
ウチの子供の学校は小さいので団は赤と白の2つしかありません。
今回、すこーし考えたこと。
最近の傾向として運動会などの行事がおもしろくなくなりつつあります。
例えば
お母さんのお弁当準備の負担を考えて
午前中で終わらせてしまうようにプログラムを組んでいるところ。
勝ち負けを決めることに抵抗がある?から
かけっこに順位を決めないようにしているところ。
などの報道や話を聞きます。
ウチの小学校は
危ないからやらない競技に入る騎馬戦もしっかりやって、お昼ご飯も家族みんなで食べて、かけっこも順位を決めました。
小さな一年生も自分の団を一生懸命応援していました。
結果発表の時に、祈るように両手を組み目を閉じて結果を待っている子の必死な姿がありました。発表後、勝った団の子供達は飛び跳ねて喜んで、負けた子は泣いていました。
ある女の子が、せっかく仲がいい同級生同士が争いたくない。と運動会を参加しなかったそうです。
でも、争って勝ちにこだわって、それでも、負けることもある。
勝ったら嬉しい。
こだわったからこそ得られることがあるように思います。
弁当作りは大変です。
クタクタになります。
でも、
お弁当をジジババと食べることも後から楽しい思い出になると思います。
簡素化、簡略化、安全を優先するあまりに危険を排除しすぎる。
天秤にかけると難しいけれど。
昔ながらの運動会を息子に経験させることができて良かった。
すごくいい小学校だったなぁと。しみじみと感じました。