りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

ビックリマンチョコ

私が小さい時、

3歳下の弟がめっちゃハマってた。

ビックリマンチョコ

 

今、かなり高値になってるらしいけど。

そんな価値を知らない弟はペタペタノートに貼っていて

そのノートも今はない。

あの頃、シールだけ出してお菓子を捨ててしまうということが問題になっていた。

私はシールには興味なかったが、

中のお菓子が結構大好きで

弟からタダで頂いていた。

 

なんで、こんな30年以上昔のことを思い出したかと言うと。

 

今日、コンビニに携帯から文書を印刷しに行ってきた。

そのやり方がいまいち分からなくて携帯を見つめながら、コピー機を見つめながら冷房の涼しさも感じながら立ち尽くしていた。

小学生の男の子が袋を詰める台にドン!と大量のお菓子を置いた。

会計済みのもの。

私と目が合うと、ぺこりと頭を下げた。礼儀正しいな。

と思いそのお菓子を見ると全部おんなじお菓子。

その子は、そのお菓子についているカードをどんどん開け出した。

野球選手の顔写真が写っているカードだった。

お小遣いで買いに来たんだな。

と思った。

え?

その子は、カードを取ったお菓子本体をドンドンゴミ箱に捨てていくのだ。

10個以上は買ったと思う。

携帯と格闘しながら私はそのお菓子を躊躇せず捨てていく少年の後ろ姿を見つめた。

すると、少年はまた、同じくらいの量のお菓子を買っておんなじ作業をしたのだ。

その作業をしている最中、また私と目があって

微笑みと共にぺこりと頭を下げたのだ。

二度目のぺこりは私にとって

サイコパスみたいに感じた。

 

食べ物を粗末にしたらもったいないオバケが出るぞ

 

って言われてたけど。

 

この話、息子にして、

 

私、ゴミ箱からお菓子回収しようかと思ったわ!

って言ったら

 

それは〜

 

って言ってた。

 

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