ちょっと前まで。
立派な反抗期で、二人っきりになるのが嫌で嫌で。
学校に行ってくれるとホッとするし帰ってくると気が重くなるほど二人の時間がしんどかったです。
私も、
早く勉強しろ。
早く風呂入れ。風呂の時間が長すぎる。
ご飯早く食べろ。
いつまで起きてるの。早く寝ろ。
携帯いじりすぎ。
早く起きろ。
顔を合わせるとこれらの言葉しか言ってなくて
そりゃ嫌になるわ。
と思いました。
急かす急かす。私、息子を追い立ててた。
ちょっと前、木村佳乃さんが、自分の子育てについて、
子供を自分の理想に当てはめないようにしてる。
人格を持った一人の人間として扱うようにしてるって
話してて。楽しそうに娘さんとの日常を話してた。
私は、私の理想にあてはめて、それから逸脱しそうになったら、がっかりしていたことに、
自分に
がっかりしました。
サッカーで、レギュラーになって欲しい。
レギュラーになったら、試合で活躍して欲しい。
勉強はできる子になって欲しい。
できるなら、有名な大学を出て欲しい。
真面目に働いて欲しい。
安定した生活を送って欲しい。
顔はニキビなんてできないで、きれいな顔でいて欲しい。
優しく心遣いできる子供になってほしい。(私にも)
自ら手伝いもして勉強もして欲しい。
そんなふうに子供への理想が際限なく溢れ出ていました。
そうやって、子供の頑張りを認めずまだ足りないまだ足りないと押さえつけてきたのだと気付きました。
ずっとそういう考え方だったので、私の思考もなかなか変わらないけど。
木村佳乃さんの言葉で、少し振り返ることができました。