りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

誕生日

うちの夫も子供も私にサプライズ演出をしてくれたことが一度もない。

 

母の日も

 

私から

母の日だね。

紫陽花が欲しいな

 

って伝えても

 

今日のご飯なに?

、って平気で聞き返してくる。

 

紫陽花だって自分で購入した。

 

誕生日だった。

朝から以前の職場の友達からラインが来ていた。

ラインの返事をし、

ご飯を食べて、終わった頃

子供から

今日って何日だっけ?

と質問あり。

💢何日だっけ?💢

って、返事すると

二人で、あー誕生日だわ!

 

とのこと。

 

そんな1日です。

 

でも。素敵なプレゼントがありました。

 

脳梗塞で入院中の父から電話があったのです。

父は後遺症で涙が止まらなくなることがあるみたいなんですが

 

それをみっともないから嫌だと電話してくれませんでした。

LINEの返事もなかなか打てないと一方通行の近況報告をしていました。

その父から電話がかかってきたのです。

お誕生日おめでとうって。

 

電話の向こうの父は泣いているようでした。

その声を聞いて、私も泣きました。

すごく嬉しい。

 

父は、入院中、たくさんの医療者に励まされて支えられている

今まで入院すらしたことなかったけど

入院してみて娘の仕事の素晴らしさを感じた。

病を持った人はすごく心が弱っていてちょっとした声かけに励まされていると話しました。

仕事を再開することに臆病になっている私に

エールのような感じでした。

 

最高のプレゼントでした。

 

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