りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

未来の回転寿司

合宿の帰りに家族それぞれの空腹の程度が違ったため夜の8時に回転寿司に寄った。

回転寿司だったらそれぞれの量の、調整が出来ると判断したからだった。

すぐに入れず、待ちの二組目だった。

客席がチラホラ空いているんだけどなかなか片付けて待っている人を入れようとしない。

しばらくして、ホント愛想のないお姉ちゃんが長靴を履いてるんだけどすご〜く気だるそうに足跡をダラダラ立てながら歩いてきて片付け始めた。

私、もう、この連休疲れました!ってのが、全面にでていた。

カウンターが、二人分ずつ空いたのだけど、三人で待っている私たちには何も説明せず、私たちより後で、待っている人を入れた。

よくわかるんだけど、他だと説明あるよなー。って思った。

待っている間、レーンをみたら、お寿司が一つしか回っていなかった。

甘エビだけ。

ビールの模型?やネタの何がオススメみたいな札が回っていた。

注文形式のようで、皆さんそれぞれ、自分たちの注文をメモして店員に渡していた。

50歳代?の男の人が二人で店を回していた。

だから、人の回転が遅い。

回転寿司なのに、機械で作っていない。

 

私が、カウンターに案内されるまで、かなり待たされる。

案内をやっとされた頃、握っていた男の人二人は居なくなり70歳代であろうおばあちゃん二人でカウンターを回していた。

注文書に記載して寿司が来るまでかなり時間がかかる。

大分時間が経ってから、

エビがないの。

茶碗蒸しないの。

と言われる。

夫は自分の母親くらいの年齢であることから、すごく気を遣い

大丈夫ですよ!

と優しく声をかけていた。

時間がかかり過ぎてお腹いっぱいになり、後の注文をキャンセルした。

席を立ち会計に行こうとすると3皿も注文した商品がきた。

キャンセルしたんですけど。

というが、

え?

と、びっくりされる。

 

あなた返事したじゃないの。と内心苛立つ私。

 

優しい夫は食べろと私にいい受け取った。

あんた、私に痩せろというじゃないの?

 

回転寿司で軽く食べようと入ったのに、1時間半以上もかかりクタクタになった。

チェーンの回転寿司屋さんをイメージして入ったら大変だった。

 

 

帰り道、夫と将来の日本だね。

私たちの老後はこんな感じだろうね。

回転寿司のレーンは回っているのにうまく使いこなせていないのは、

どんどん携帯の進化についていけない私とだぶった。

どんどん労働力が不足し、年金だけでは生活できない私たちが店を回す。

 

色々巷で騒がれて、モラルだとかなんだと晒されていて、窮屈な世の中だなぁって思ってたけど。

まあ、それはそれでいい面もあるかもしれないけど。

水戸黄門の世界みたいに正義と悪しかないようなのは辛いなあ。

でも、今日は

近い将来人に優しくできない

正しいことを通そうと主張する人が叩かれる世の中にならざるを得ないんだろうな。

と考えさせられました。

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