りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

教育者ってなんだろう

うちの子供のサッカーチームはかなりの弱小である。

ほんの二、三年前のチームはかなり強かった。

うちの子もこの指導者たちについていけばゆくゆくは強くなるのだろう!

そう期待していた。

(今考えるとなんて他力本願なんだろう。情けない。)

よそのチームより遠征試合が多く親の負担が大きくてもその期待があったからこそ頑張っていた部分がある。

しかし、昨年あたりから

?これでいいの?

という疑問が湧いてきている。

 

あんなに練習しているのに、すごく弱いのだ。

基本が何もできていなくて、ボールを真っ直ぐに蹴ることができない子もいる。 

 

それは、まあ、いいんだが。

ある一人のコーチの態度に最近すごく違和感を感じている。

地元では有名な方のようで、優勝に導いてきたすごい人らしいのだが、

 

試合中、ずーっと怒鳴り続けている。

怒鳴ってる内容を聞くと、

そんなの練習でもできてなかったじゃん!って思うようなことばかり。

怒鳴っている内容に全く一貫性がない。

 

試合中でも自分の思うプレーをしない子はすぐに交代する。

その交代がもう、頻度が高すぎて。

(小学生のサッカーでは選手交代に制限がないことが多い)

少ないメンバーをコロコロ変えるから、

さっき怒られて試合から外された選手がまた、出ることになり、しかもボジションまで違うところに。

 

子供はポジショニングを怒られてもそうコロコロ変えられてはわかるもんもわからないのではないだろうか?

 

若手のコーチは意見しても聞いてもらえないようである。

 

うちの子、合宿前に右足首を怪我した。

固定していた方が治りが早いが、後遺症がないところだからどうしても出たいならテーピングすると医師に言われ

昨年の合宿は骨折で出られなかったので、どうしても出場したかったためテーピングで参加となる。

合宿1日目

いつも通り罰を与えるかのように怒られると試合から外されるけどまた出るを繰り返していた。

途中から子供の足の運び方が明らかにおかしくなる。

見ている親でもわかるほどに。

それなのに、そのコーチは走れ!

と怒号を浴びせていた。

 

ある若手のコーチは、何度も足を怪我しているから外した方がいいと提言したそうだが、聞いたもらえなかったそうだ。

そして、次の日、全く走れなくなった息子がいた。

試合に出ることができず、ベンチに座っている息子。

 

なんだか、不信感が募る私。

 

他にも足を引き立って試合に出ている子に

走れ!びっこなんてしてんな!

って怒っていた。

もう、救いようがない。

 

見守るしかできないし、預けたからには何も意見するつもりはないけど。

 

なんですか?

小学生のサッカーのうちは、スポーツの楽しさをわかってほしい。

体が成長しているこの時期、試合に出ることよりも休息が大切なことがあることを思ってほしい。

せめて、中学になってサッカーはやりたくないと思わないようにしてほしい。

 

いい歳こいて、アドレナリン出しすぎて冷静な判断力を持たない人に子供の指導は無理だと思う。