りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

悔し涙が止まらない

小さい頃はなんて泣きべそなんだとうちの子を残念に思っていました。

小学校低学年の頃

同じクラスの女の子に

 

今日も泣いてたんだよ。

 

と報告を受け。

ほぼ毎日何かしらで泣いていることを聞き

 

泣かないことを目標にした時期もありました。

 

大分強くなり

家でわたしに怒られても泣かずにやり過ごせるようになっています。

 

週末にサッカーの、試合がありました。

弱小チーム所属なので

勝つことの方が珍しいチーム。

うちの子はほんの数ヶ月前まで

負けるたびに静かに泣いている姿を見てみせていました。

他の選手は殆ど泣いていないのに。

まだ、負けることに慣れていないのか?

となんだか不思議な気分になりました。

負けることに慣れるくらい負けている。

でも負けることに慣れてしまっていたらそれはそれですごく嫌。親の立場として。

でも。毎回のように涙を流すのはなんだかなー。

 

泣くのを我慢しろ。

せめて六年生なんだからみんなの前では泣くな。

と声かけしました。

 

週末の試合は弱小チームには、珍しく同点や勝つことができていました。

しかし、そんなことは続かず。

最後の試合で、地元でも有名な強豪チームに大敗しました。

 

帰りの車の中で、

久しぶりに咽び泣く息子を見ました。

不甲斐ない。

俺がもう少し上手ければ。

 

声変わりしていない甲高い声で後ろの席で泣いている息子。

運転席と助手席で

その訴えを聞く私たち親。

 

泣いている息子が

チームの能力の低さや相手の強さのせいにせず。

自分の不甲斐なさを悔しいと思って泣いていると知って

すごく嬉しかったです。

負けに慣れずにまだ、上手くなりたいと思っている事にホッとしました。

 

弱小チームだけど、がんばれ!

 

f:id:isogaba:20190624103740j:image