りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

川遊びについて

私は、九州に帰省すると夏はほとんど夫と子供の3人で海か川に泳ぎに行きます。

海水浴がすぐ近くにあるので、行きやすいのですが、砂の処理が面倒で、ここ数年は川へ遊びに行っていました。

 

近くの川は管理されていて

泳げる日の、制限が多くあまり泳げません。

いくら晴れていて暑くて絶好調の川遊び日和でも上流で雨が降っている時は中止になります。

遊泳中も1時間に10分ほど川から出るように言われますし、お昼休みがあります。

また、網などを持って魚をとりたい気分になるのですが、網の持ち込みも禁止です。

監視員がいて、もっぱら、プールと同じような感じです。

川と言っても造成されて浅く腰くらいの高さになっていました。

スリルがなく物足りない・・・というのが正直なところでした。

子供が小さい時には、とてもお世話になりました。

 

数年前にちょっと離れたところにもっと面白いと感じる川を見つけました。

上記の川と違い、管理されていません。

急に川の深さが深くなり深いところでは大人でも足が全くつかなくなります。

シュノーケルをつけると魚と泳いでいる気分です。

川の底が深いのでずっと見ていられます。

水がきれいで透明感が抜群。魚が泳いでいるのを見るのがこんなに楽しいなんて知りませんでした。

水底に人工物が落ちていると目立つほど美しい川だということがわかります。

岩場から飛び込むところがあり、小学生もたくさん飛び込んでいました。

それだけスリルがあり、楽しいのです。

上流で泳いでいる人もおり、バーベキューしてる人もおり、賑わっています。

 

 

帰省前にネットニュースでその川で死亡事故が起きたとの記事をみました。

 

管理されていないということは危険が伴います。

あの川だったら、危険性を知らない人が泳いだら、あり得るし、気をつけていてもあり得るのが川遊びだとも思いました。

子供は、スイミングを習っていたので水泳が得意です。

得意だからと言っても、こういう事故に遭う可能性は常にあるのです。

こういうことが起こったことはすごく残念でした。

 

帰省して、その川に行くと、その事故があったとは思えないくらい子供たちでにぎわっていました。

遊泳禁止にはなっていませんでしたが、死亡事故があったので十分気を付けるようにとの看板をみつけました。

地元の新聞でその川を遊泳禁止にすべきか検討しているとの記事を見つけました。

 

命が大切。

すごくわかります。

賛否両論が生まれる内容だということはよくわかり自治体が判断に時間をかけているのもすごくわかりました。

川や海は怖いもの。

自然は大きな力を持っており人の力ではあらがえないもの。

 

距離をとればとるほどそのことが分からなくなってしまうのではないかとも思うのです。

とてもきれいな川が近くにあり、それはとても貴重な事であることを身をもって感じることができる機会でもあります。

 

距離をとるだけでなく、付き合い方を学ぶことができる決定になればいいなと思います。

 

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