りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

夫婦のことは子供であっても口出しはダメ

子供が生まれてから、一人で実家に帰省するのは今回が初めてのことでした。

うちの夫は私の実家に帰省することを嫌がることは全くなく、自分の実家に帰省するのと同じくらいリラックスしてくれていたから夏休み、正月休みは結構帰省してくれていました。

今回、一人で帰ってしみじみと思い出したことがあります。

父の九州男児っぷりです。

父は、以前から帰省中ももてなしたい?一心で?

母をこき使ってました。

自分は一歩も動かず焼酎を飲みながら、

あれしろこれしろと。

母は何も文句言わずその指示に従うのです。

その様子を腹が立ち、気づいた人がやればいいって注意した方がありましたが、

俺様気質は変わりません。

母に母が気の毒だと言うと

母は、自分が気の利かない人間だから。とか

お父さんは優しい人だから、あなたたちに何かしてあげたいんだ

とかよく庇ってました。

 

母がこのような状況になって

父はすごく心配して、、

夜も眠れず。

しつこいくらい体調を確認したりしているのですが

自分の焼酎を注がせたり家事を全くしない様子は変わりませんでした。

もともと、苛立つと人に当たり散らすことをする父でした。

その標的は常に母でしたが、

今回の母の病気発覚で

ストレスが溜まり不安いっぱいの父の苛立ちを母にぶつけることができず

帰省中は、案の定、矛先は私でした。20年も離れて暮らしていて、

忘れてたけど

こんな人でした。

そんな父を母は、宝くじの当たりくじにあったと言うんです。

優しいと。

その優しさに自分が気づかないから父が苛立つのだと。

さっぱり理解できません。

 

逃げるように頑なに帰省しない全く頼りにならない弟に

今回の帰省中のことを

愚痴も含めて電話で報告したところ

 

夫婦のことは子供であっても口出しはダメ。それで、母ちゃんがいいんだったらガタガタ言うな

 

と怒られました。

弟はそんな現実ですら直視できないくせに。

とは思いましたが、もう離れて暮らしている娘が帰れる時に帰ってきて

忠告する立場ではないのだと言い聞かせています。

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