りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

父が亡くなりました。

ブログを約一年更新しませんでした。

なんだか、文を書くことに向き合えませんでした。

でも、私の思いを少しでも綴っておこうという気になり、思いだし思い出し

色々また書こうと思います。

ここに書くことで、

私の気持ちの整理をしたいのです。

 

 

2021年の初めに母の癌が見つかってから、帰省できる時は帰省して母を心配していました。

2020年父は脳梗塞を起こし

あまり笑わなくなりました。

父は定年退職後も講師の仕事をしており入院中、電話にて

普通の人の復帰じゃなくて、もう一度講師として復帰したいと

リハビリを頑張っていました。

仕事復帰してすぐに母の病気発覚。

講師をしていてもすぐに言葉が出ないことが何度かあり、そのこともあり、講師の仕事もやめました。

夏に帰省した時は、父の車が全く動かず家に引きこもりでした。

うつかな?

でも、この状況仕方ないかもしれない。

と思ってました。

母の癌をできるだけ治したい。そのことに集中しているような生活でした。

母の体調を気遣って母には携帯で毎日電話をかけていましたが父とは全く電話で話をしませんでした。

父がおいこまれているのではないかと思っていました。

ですが、父に電話するのが辛かったのです。逃げていました。

家事を何もできない、しない人だったのを

これから母が悪くなったらしなくちゃいけないんだからと

台所に立たせて手に包丁を持たせ手のひらで豆腐を切らせたこともありました。

父から味噌汁は作らないと言われ苛立ちました。

ですが、洗濯物を干すことと茶碗洗いは自分の仕事だからと毎日していました。

私が帰省すると

今日から1週間はしなくていいんだな、

ありがとな。

と言っていて

なにもしなかった父が家事を負担に感じながらも母に気を遣ってやっていることがわかりました。

父にかなりの負担がかかっていることはわかっていたけど

母には毎日のように電話してたのに

父とはほとんど話をしませんでした。f:id:isogaba:20220916220902j:image

 

情けないけど

父の苦しみを知っていたのに向き合えなかった。