りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

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受験会場にいる親子はなんだか、とても模範的な親子に見えました。

 

同じ年のはずなのに、

息子は電車の隣の席に座るのも嫌がるのに、

手を繋ぎ会場まで歩いている親子。しかも、男の子とお母さん。

 

会場で別れるときに、サッと別れ、振り返ることがないウチの息子。

別れ間際に、フィギュアの選手とコーチのように顔を付き合わせ何やら会話している親子。

 

会場から出てきても

ぶすくれて話してくれない息子。

会場から出てきて笑顔で再会を喜びあい、試験の手応えを報告しているような親子。

 

ずっと、隣の芝生が青く見え続けました。

 

よそは、ゲームなんてしない。

勉強を進んでして、

頭が良く、

素直で

反抗期なんてなく

学校の不登校に頭を抱えず、、、、、

 

親も、パチンコで狂ったり、不倫したりするような親はいない。

親も協力的で子供の勉強を見てあげて、

塾の送迎もして、全面的にサポートできる。

 

そんな風に映りました。

分かっています。

受験準備は最早、小学校3年からで

皆さん、大変な思いをして今に至るわけで。

子育ては大変で。

子供は親の言うことをなかなか聞かなくて。

 

そう言う沢山の困難を一緒に過ごして今日があることを。

 

 

ですが、ずっと、隣の芝生がキラキラして見えてました。

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