りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

犬の去勢について①

私が中学2年生の時念願の犬を飼って良いと許可をもらいました。

知人の家に子犬が生まれたからともらいに行きました。

雑種のオスでした。

可愛くて可愛くて。

でも、当時は犬は外で飼うものでした。

 

去勢について、あんまり考えていなかったように記憶しています。

お年頃になり腰を振るようになりおチンチンの先っちょが赤く伸びているのを

同じくお年頃の私はかなり複雑に感じていました。

ある時、夜中に鎖から離れてよその犬のところへお出かけされていたようです。

そして、そこのお家のおばさまが怒涛の怒りをぶつけてきました。

オタクの犬がうちの子のところに来てた。

うちの子は血統書付きの犬なんだけど何かあったらどうするつもり❗️

 

妊娠はしていなかったのですが、その方との仲は疎遠になりました。

慌てて母が去勢手術に連れて行ったことを覚えています。

酔った父が寂しそうに

男じゃなくなったんだな。

男の喜びを知らないんだな。

と言っていたのを思い出します。

それから、おとなしくなり腰も振らなくなったと思います。

ただ、食欲が旺盛でどんどん太りました。

 

今回、また、犬を飼うことになりました。

柴犬です。

近所にはたくさん柴犬を飼っているおうちがあり、先輩方に飼い方をいろいろ聞いたりしました。

 

去勢もしていない方もいたし、している方もいました。

難しい判断だと子犬の時から悩みました。

立派な血統書がある犬だからというわけではないのですが、子孫を残してあげなくて良いのだろうか?

この子の幸せを奪ってしまう。

お父さんの言葉を思い出して、性の悦び?を人間のエゴで奪っても良いのだろうか?

 

でも、散歩中によその犬に飛び乗ったらどうしよう。

堂々巡りでした。

夫と話していて、

さかりが来た時にその欲求を満たしてあげられないのは逆にかわいそうじゃないか。繁殖しようって思ってないしいいんじゃない?

と言われて、そうだなぁって納得して去勢すること決めました。

子供に伝えてもこれまたお年頃の息子は何も言わずにいました。

 

ある時、息子と散歩してるときに立派な玉袋をぶら下げているおじいちゃん柴犬がいました。

飼い主さんに不躾な質問ですが悩んでいると相談すると

全然大変じゃなかった。

との返答が。

その返答で去勢を決めていたのにますます悩むのです。

 

 

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