りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

キャパオーバー❷

息子と自転車で用があって1時間ほど家を空けなければいけないことがあった。

うちは小さいが門と柵に囲まれていて犬が自由に過ごせるように外をしている。ぐるっと家の周りを一周できるように。

それで、その間犬を外で放しておくことにした。

雨が止んだ後だったので、自転車を拭いたりして外出の準備をしている時、半開きにしてしまっていた隙間から犬が逃げたのだ。

その時は子供がサッカー部で鍛えられて足で追いかけて大事には至らなかった。

犬を門の中に入れて二人で出かけた。

用がすみ、息子は先に帰宅。

わたしはスーパーに買い物して帰宅することにした。

スーパーにいる時、携帯で息子から連絡があり犬がいないと。

なぜ門の鍵を閉めなかったのか?と、電話口で怒られる。慌てて帰ると、家の周りを泣きながら探している息子にまた怒られる。

わたしも泣きながら名前を呼びつつ探す。

遠くでサイレンの音が聞こえると、車に轢かれたのではないかとまた、涙があふれる。

結局はご近所さんが保護してくれていて警察に届ける直前の所だった時に連絡が取れ無事我が家に帰った。

その3日後。朝に雨がひどく散歩に行けない。

雨だとなかなか外に出てくれないし、おしっこもしてないので、少し小雨になった時に庭に犬を出した。

雨が止んで温度がどんどん上がっていたので熱中症やばいと思い穴を家に入れようとする。狭い庭を一周するが犬がいない。いる気配すらない。

門の鍵はかかっている。

ここを飛び越えた?

まさか。と思いつつ、3日前の脱走があるので怖くなる。慌てて探しに出る。

3日前より温度が高く、興奮してるせいで暑さが倍増。

1時間ほど、大声で名前を呼びながら探す。

全然いないし、目撃者もいない。

どうしよう。

息子に報告ができないよ。

暑くて埒があかないので一旦家に帰ることにし、玄関の鍵を開けると、尻尾をふりながら出迎えてくれた犬がいた。

腰が抜けそうになるというやつを初めて体験。

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???

どういう状況かわからないが、犬は脱走してなかったのだ。

 

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今1番信用できないのは、

自分自身だ。