りんごごりららっきょう

思っていること、昔の思い出

家事の責任者

私の夫はとてもいい人です。

母の病気が見つかってから

私を可能な限りサポートしてくれています。

私が実家に帰るときは、子供の世話もしてくれます。子供は中学生なので世話といってもごはん程度ですが。

不在中、急遽、子供のお弁当が必要になったことがあります。

慌ててスーパーに行き、冷凍食品たっぷりのお弁当をつくってくれました。

 

結婚した時は何もできなかった夫が冷凍食品に頼ったとはいえ、ご飯を炊いて作ったのは大きな成長です。

 

共稼ぎの我が家ですが、家事の責任者が私にあることが常にいらだちの原因でした。

この「家事の責任者」ですが、

この意味は、なぜ、共働きなのに、責任者は女なのかということです。

洗濯物を干してほしい、たたんでほしい、皿を洗ってほしいといえば、やってくれます。

最近は、頼まなくても私が晩酌をしてへべれけになったら気を利かせてやってくれます。

ですが、私はわがままでそれでは満足できないのです。

私が初めて実家に帰り不在のあと、帰省すると

「こんなに家事が大変だとは思わなかった。夕飯を考えながら仕事したりするんだよね」

といったとき

涙が出るほど嬉しかったのに

単身赴任先に帰省する前に

やっと家事から解放される!と言った時

そんなの当たり前にやってきたことだわ!!と感謝の気持ちが消え苛立ちました。

これは子育てにも言えます。

おむつも変えてくれるし、遊んでもくれるいいパパでした。

ですが、保育園の送り迎えは私でした。

保育園は19時まででしたので、12時くらいから、いかに早く定時で帰れるかを考えながら仕事をしていました。それなのに夫が平気で遅く帰宅すると釈然としません。

 

実家に帰り母の具合がよくないので

父は料理はしないものの、洗濯物を干したり、食器を洗ったりはするようになっていました。

ですが私が帰省して1日目は「ありがとなー」といいましたが、その後昔の父のようになりました。帰省最終日「明日から洗濯物干したりするんだなー」とめんどくさそうに言いました。

私は最初70過ぎの今まで何も家事をやってこなかった父がそういうことをするようになり感動していたのに

それを言われてから、「なんなんだ!家事を今までやってこなかったことのほうが普通じゃないんだぞ!今までその負担をお母さんばかりに押し付けて!」といらだった。

その後、自宅に帰り、夫にありがとうと感謝の言葉を言ったら

「あーこれで家事から解放される!」と言った。

 

なんか優しくなれない。

釈然としない

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