嵐の活動休止記者会見をみて感じた事
日曜日、夕飯を作っている私に携帯をいじっていた旦那が言った。
「嵐、活動休止だって!!」
その時の私の反応は至って冷静だった。
もう、いいおじさんになったもんね・・・。(自分のことを棚に上げて大変失礼)
その私が、翌日の朝のワイドショーを見て号泣することとなる。
いろんなコメンテーターが仰っているようにきちんとした言葉選び、納得できるような経過説明。
こうも見ている人が賞賛したくなるような会見は素敵すぎた。
5人の仲の良さ、思いやり・人柄が分かるような温かい会見だった。
ある記者が「無責任」という言葉を使ったり、「今までも自由な事をしていたと思うが」というような大人の意地悪さが見えるのに対して、5人で笑いに変えながら、誠実に明るく答えていく様子。嫌な気持ちにさせない表情や態度。
社会人として、人間としての素敵な回答を見せられてずっと号泣だった。
その中で、櫻井翔さんが大野さんの最初に切り出された時の話を聞いた時に「自分の役割としてはみんなが納得するところの着地点を見出すところ」というような発言があった。
私が、仕事をしている時に、苦難にいる患者や家族が納得できないでいるために苦痛で過ごしているケースについて多職種でカンファレンスを行う。
医療者として、患者や家族の「落としどころをみつける」というような発言をする人がいた。
私はどうしても、この「落としどころ」というワードにすごく引っかかっていてなんだか好きではなかった。
それが仕事だったりするけど。
この表現が好きではなかった。
この櫻井翔さんの言葉を聞いてふっと、このように表現できるのって素敵だな。
素敵な人なんだろうなって思った。
そして、ほんとのプロであった。